万物は日に新た
若狭路に春を呼ぶ千二百年余の歴史を誇る伝統行事、奈良東大寺二月堂(若狭井)へのお水送りが、3月2日小浜市において厳かに執り行われました。
暦のうえでは、冬籠もりをしていた虫や草花が、やわらかな陽光に誘われ顔を出す「啓蟄」です。
薬草園では、厳しい冬を乗り越えたセリバオウレンが、他の薬草よりひと足早く可憐な白い花を咲かせています。
万物は日に新た。冬から春へ季節の移ろいを教えてくれています。
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