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4月の開花情報

4月の開花情報(東玄関の奥から)
① フタバアオイ(上・下賀茂神社の神紋で、葵祭の頭挿し花に利用、徳川幕府の家紋)
② 黄花イカリソウ(船の錨に似た花形で淡黄色、唯一の薬用種、山草として人気)
③ セリバオウレンの種子形成(タネを内包する袋が穴空きとなっている、5月初旬に成熟)
④ アミガサユリ(虚無僧の編み笠に似た花形で、内側が淡紅色の網目模様、茶花に利用)
⑤ キンセンカ(金色の盃状の花形、花期が長いので、学名は1ヵ月を指す言葉)
⑥ サンシュユ(早春の花材で淡黄色花、秋に赤熟する果肉には強壮効果あり)
⑦ アマ(清楚な青花で一日花、茎の皮が繊維素材、タネから搾る油が“亜麻仁油”)
⑧ スズカケノキ(大樹の枝先に数個の鈴を下げたような形状の雌花)
⑨ レンギョウ(詩人・高村光太郎が愛した早春の花、黄色花、果実が薬用)
⑩ クサボケ(日本の特産種、朱赤色の花、秋に黄熟する果実酒が美味しい)
⑪ ボタン(観賞花としても豪華絢爛で、赤紫色の大輪、芯を除いた根皮が婦人薬)
⑫ 天台ウヤク(秦時代の徐福伝説で有名、雌雄異株、塊根に健胃、鎮痛鎮痙作用) など