2025年11月(霜月)の情報
いち三っ寒き朝なり霜の月 詠み人知らず
「霜降」。朝夕の冷え込みが厳しくなり、ひんやりとした空気が薬草園を包み込み、深まりゆく秋を感じる季節となりました。万葉集に詠われ、枕草子にも「よそに見るぞをかしき」と登場する薬草園から望む後瀬山。中世から近世にかけ武田、京極、酒井の時世を見てきた若狭の名山も、晩秋の装いです。
薬草園では、夏と冬に挟まれた優しくも儚い季節を惜しむかのように、杭白ギク、フジバカマが命を輝かせ、温州ミカンがたわわに実っています。
日々移り変わる薬草園を訪ね、ゆっくりと物思いに耽るのも趣深いものです。
10月18日に開催した「薬草に親しむ会~見て触って楽しもう~」には、大勢の市民の参加があり賑わいました。薬草園アドバイザーの渡辺 斉氏から、薬草の説明や効用について説明があり、熱心に聞き入っていました。また、「鉢植えの実技指導」も行われ、お土産としてアマ、コエンドロ、エビスグサ、カミツレのタネと、玄白まんじゅうが配られ、皆さん大いに楽しんでいただいた様子でした。







