2024年3月(弥生)の情報
よき日なり 啓蟄の日は 輝かし
高木晴子
3月はライオンの如く来たりて、子羊のごとく去る。これはイギリスの諺です。初めは荒れ狂うことが多いが、終わりには穏やかな天候になるという意味です。
桃の節句、啓蟄、お彼岸と冬から春へと季節の移ろいに触れる機会が多い3月。
5日は蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)。
冬籠もりの虫たちが土の中から顔を覗かせ、降り注ぐやわらかな陽射しや頬を撫でる優しい風に、待ちわびた春の到来を感じます。冬の間ひっそりと息をひそめていた薬草園でも、チューリップが芽生えています。園芸ボランティア・すみれの会による雪囲いの取り外しや枯れ枝の剪定など、本格的な春を迎える準備作業が始まります。
何か幸せを感じる小さな春の訪れに、思わず顔がほころびます。

